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タンポポの綿毛に息を吹きかけて 誰かに届けと書いてます

青春の影 財津和夫

青春の影という歌がある。
このごろまたカラオケで歌いだした。
長い間歌わなかったがふとしたきっかけで
また歌うようになった。

 

一度歌うと気に入らなくて何度も歌ってしまう。
日を改めてまた歌う。
今日も一人カラオケ行ってきた。

 

 

数歌ったところで上達するわけではないが、
納得いかずにまた歌う。
永遠に納得しないだろうな。

 

 

だって、わたしはこのうたは別れの歌だと昔から解釈している。
ところがその真逆の解釈がある。
一体どっちなんだと、
昔からもやもやしていた。

 

青春の影

www.youtube.com

 

いくら歌っても納得出来ないのはそのせいだろう。
歌詞に

君の家へ続くあの道を
今足もとにたしかめて

という部分がある。
「君の家へ続くあの道」は「あの道」と言うからには
「今足もとに」ある道とは違う道であり繋がってないと思う。
「今足もとに」ある道が「君の家へ続くあの道」に
繋がっているとはどうしてもわたしには考えにくい。

 

 

つながっているのなら、
「君の家へ続く『この道』を今足もとにたしかめて」
としたほうがしっくりくる気がする。
それでこそ、これから共に歩んでゆこうという
愛の告白の歌になるのではないだろうか。
「あの道」としたのでは違う道をそれぞれが歩む、
つまり決別の暗喩と解釈してしまう。

 

 

むしろ決別の暗喩と解釈するほうが自然だとさえ思ってしまう。
なぜなら次に続く最後の二行が、

今日から君はただの女
今日から僕はただの男

なのだから。

 

 

またこの歌には
「I'll always remember you」
という副題があるそうで、
DeepL で翻訳してみると、
「いつまでもあなたを忘れない
となる。

 


愛を成就して共にこれからの人生を歩むのであれば
こんな事言うか?
むしろ決別を決めた相手にこそ言うセリフではないのか。

 

 

まあそんなことで、わたしはこの歌は別れの歌だと
勝手に解釈してます。
どう思おうと人それぞれ。
いろんな解釈があっていい。
それぞれがそれぞれの想いで聴けばいいだけのこと。

 

 

作詞した本人に聞けばハッキリするのになぁ、
と思ってググってみたら、なんとありました。

 

実は、カップルが一緒に歩む姿を描いた歌詞だった

www.1242.com

 

そんなアホな。
本人の弁を聞いても納得いかないのは何故なんだ。
やっぱりこれは決別の歌だわ。
と思うことにしよう、うん。

 

 

 

 

 

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