今日は八田與一の命日

日本より台湾の方がむしろ有名な人なのだけれど、命日には毎年台湾で慰霊祭が行われているそうです。日本統治時代に台湾で大規模な水利事業を行って、台湾の農業発展に大いに貢献した人物です。なんでも台湾の教科書にも載ってるというようなことを聞いた覚えがある。大変な功労者だったのですね。その八田與一の銅像を、壊したという、しかもこともあろうに首を切ったというニュースを何日か前に知った。慰霊祭が間近に迫っているので急いで修復するということだったのだけれども、その後どうなっているのか気になっていたが、テレビではわたしの知る限りでは報道していないみたい。首を切られたからどうこうではなく、それより以前の問題として、マスコミも勿論のことだが日本人全体としてもっと八田與一を評価してもいいんじゃないかな。みんな知らないから、評価のしようがないと云う面もあるだろうが。そういう意味でも、マスコミにはしっかり報道してもらいたいのです。 日本と台湾の友好に影響はない で、ネットのニュースっを探しました。無事修復を終え、追悼式典が行われたそうです。八田與一の孫の修一さんも参列し、「壊された銅像の写真を見た時は言葉も出ず衝撃を受けました。台湾の関係者には、こんなことで日本と台湾の友好関係が傷つくことはないと私は信じていますし、その絆を確かめに必ず式には参列します、と伝えました。修復された銅像は以前と全く同じように修復してもらったことに驚いたし、感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。今回の事件ですが、台北の元市議会議員など２人が像を壊したことを認めていて、台湾の捜査当局が調べを進めているそうです。まさか市会議員だったとはね。台湾も内省人とかどうとか、いろいろ複雑なようです。でも東日本大震災の時の温かい応援は、絶対に忘れませんから。