dandelion-hill

タンポポの綿毛に息を吹きかけて 誰かに届けと書いてます

拓郎を聴きながら

今日は朝から外に出ず。

一歩も出ず。

開けた窓から湿気を含んだ風が

一気に吹き抜ける。

二の腕あたりにその湿気がこびりつく。

風呂入ろうか、やめとこうか。

拓郎を聴きながら

布団の上でそう考える。

考えるだけで、結局なんにもしない。

洗濯機は 

とうのむかしに とまってる。

冷めたコーヒーと、

灰皿。

湿気で重いカーテンが、

もう 揺れなくなった。

外はもう暗い。

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