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タンポポの綿毛に息を吹きかけて 誰かに届けと書いてます

メトロこうべ

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高速神戸新開地駅からJR神戸駅に向けて、
地下通路が伸びていて、
ここをぶらりと歩くのが面白いのです。
いろんな店やら壁にいろんなアートがあったりして、
目的もなくぶらつく身としてはあれこれ興味をそそられます。

この新開地駅とJR神戸駅間の地下街を、
メトロこうべと言うらしいです。
らしいと書いたのは、
はっきりとは知らないのです。
神戸に引っ越して三年以上経つというのに。(^^;
プロフィールにも書いてますが、
アバウトな面が如実に出てます。はい。(笑)

新開地駅からほど近くに、
ピロシキを売ってる店があって、
たまに買って帰ります。
この辺でピロシキを売っているのは珍しいと思います。
勿論店内で食べることも出来ます。
他に明石焼き、おでん、串カツもあって、
小腹を満たすのにもってこいです。
この店、やたら間口が広いです。
と言っても、通路に面して実演しながら調理していて、
そのスペースが多くを占めます。
うなぎの寝床の逆バージョンみたいな・・・

さて、神戸駅へ向けて進んでゆくと、
どっかの大学の美術部の絵画とかが、
壁に飾られていたりします。
トリックアートもあります。
なお進んでゆくと古本屋さんがありまして、
わたしはよくここで時間を取られてしまいます。

この辺り、どうも薄暗いのが気になります。
もう少し進んでJR神戸駅に近くなると明るくなる。
昔の神戸の中心街の地位を、
三宮に奪われた今の新開地の悲哀を、
この薄暗さから味わえるのです。
荒城の月を思い出す。
栄枯は移る 世の姿、
むかしの光 いまいずこ・・・
なかなか味のある地下街です。

途中、階段を上がって地上に出ると、
スーパーのライフがあったり、
私がたまに行っているチサンホテルがあります。
バイキングを楽しもうと、何度か行ってます。
しかしここ、歩道から入るのに段差があって、
車椅子の人は困ると思います。
他に入りやすい入口があるのかどうかは未確認です。
さて話は地下街に戻って、
神戸の昔の風景を描いた絵を、
何枚か壁に飾ってあります。
下の写真がそれです。
居留地2018年
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神戸駅前1967年
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三宮2丁目1954年
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わたしはある日はたと思いつく。
この昔の神戸を描いた絵と、
同じアングルで今の様子を撮ってみようと。
そして見比べてやろうと。
そして一人悦に浸る。(笑)

四枚のうち、三枚まではもう撮ってあるんですが、
あと一枚がなかなか・・・
いずれ今と昔の見比べ記事を書くつもりでいます。
長くなってしまったので、
この辺で筆を置きます。
どことなく哀愁漂う、
味のある地下街の話でした。
娘が音楽会で披露した曲。
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