dandelion-hill

タンポポの綿毛に息を吹きかけて 誰かに届けと書いてます

「ありがとうございます」

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信号待ちしていたら、
あとから来たOLが、
少し離れた横で立ち止まるやなにか落としたのが目に入った。
OLはそのまま上着を脱ぎだした。
あまりにも暑かったのだろう。
網で焼かれるサンマの気持ちがわかるくらいな暑さだ。
新人でもなさそうだ。
2、3年目くらいだろうか。
脱いで身を整えてから拾うのだろうと、
ほっておいたが、
拾わない。

信号もそろそろ青になる。
勇気を出して声を掛けた。
ここで何故勇気が必要なのかは自分でもよく説明できない。
「落としましたよ。」

落としたネームプレートのようなものを、
膝を曲げ拾ったその姿勢のままでこちらに顔を向け、
「どうもありがとうございます。」
と言いつつ立ち上がった。
立ち上がって軽く一礼した後も、
はじめから終始笑顔だった。
本当に嬉しそうな目で、
感謝の思いが嫌ほど伝わってきた。

大したことした訳でもないのに、
これほど感謝されて、
嬉しくなかろうはずがない。
少なくともその日一日、
気分良く過ごせた。

ブログにわざわざ書くくらいだから、
その日一日で終わったわけではない。
ずっと残っている。

このような、
善の波動を受けて心が綺麗になって、
せっかく綺麗になったんだから、
自分も綺麗な心で誰か他の人に、
善の波動を放ちたい。
世の中に、善の意識が充満すればいいのにな。

他愛もない、
どうということもない経験でしたが、
以上のようなことを想いました。
CIMG5839.JPG

感謝は大事ですね。
人の心に影響を及ぼします。
あなたの窓のガラスは、
汚れてませんか?
希望を感じるのは変かな?
https://youtu.be/aB-YnWpDz5w
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