「
南無阿弥陀仏」と声を出して念仏を称えることで
極楽浄土へ行けると説いたのが
時宗開祖
一遍上人。
その
一遍上人の終焉の地が神戸だった。
そんな事も知らずに自転車でぶらぶら散歩しているとき、
通りがかった真光寺に廟所があることを知った。
日を改め訪れてみた時の写真を載せます。
真光寺本堂。
境内案内板。
阪神淡路大震災でこの
五輪塔が倒れ、
遺骨が「こぼれ出た」という表現をネットで目にしたが、
遺骨はどの部分に納められていたのだろうか。
「こぼれ落ちた」ではないのであまり気にすることもないのだろうか。
こういう、つまらんことが気になる困った性分なのです。
他にも色々撮ってきました。
寺務所玄関前。
真光寺亀。
立て札の説明を以下に引用。
むかし、真光寺の池に大きな龍が住んでいました。
その龍は人々を悩ますため、
比叡山の
阿闍梨が
祈願をして、龍をしずめました。
その後、真光寺の池には、多くの亀が住むようにな
り亀の池として、真光寺を護ってきました。
都市計画により、亀の池が無くなった後は、池の中
にあった石の亀(真光寺亀)が真光寺を護り続けています。
今では、この真光寺亀の頭をなでると長寿がかなう
と、広く信仰をあつめています。
真光寺を出て少し行くと、
清盛塚があります。
この石塔が清盛塚で、高さ8.5m、
初層が一辺145cm、最上層が一辺88cmの十三重の塔。
清盛の墓といわれてきたが、
大正時代の道路拡張のための移設の際に、
墳墓でないことがわかったそうです。
すぐ隣に清盛像。これは神戸開港百年祭を記念して、
昭和43年に立てられた。
その隣が琵琶塚。
説明の看板。
三つ合わせて。
行ったのは2月のことで、
実に寒かった。
今頃になって記事を書いてます。
最後に真光寺の中の梅の写真を載せて終わりにします。
最後までお付き合い、ありがとうございます。