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タンポポの綿毛に息を吹きかけて 誰かに届けと書いてます

今日は小野田寛郎さんが帰ってきた日

今日は小野田寛郎さんがフィリピンのルバング島から

30年ぶりに帰国した日だそうで、

小野田さんは1974年に発見、帰国され、

2014年に亡くなってますから、

ジャングルに隠れていた年数より

帰国してからの人生のほうが長かったわけですね。

晩年になって、彼は自分の人生を振り返った時、

何を想ったのだろうか。

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自分の生きてきた人生を、

別に小野田さんと対比させるわけでもなく、

重ねるわけでもなく、

そんなおこがましいことが出来るはずもない、

ささやかで取るに足りない我が人生を

なんとなく振り返ってみて想ったことは、

やはり、

前から考えていたことなんですが、

「路傍のたんぽぽ」

だよなぁ。

ということです。

誰にも注目されることなく、

アスファルトの道路と

セメントの縁石の隙間に、

ひっそりと花を咲かせ、

次の代に夢を託して

風にのって飛んでゆく種子を

静かに見送る、

そんな、

たんぽぽのような人生だよなぁと、

いつも想うのです。

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