工事中のフェンスにあった大きなポスター。
近頃の疑問符の使い方に釈然としない派です。
ネットでよく目にする疑問符の使い方。
疑問文でもないのに疑問符(クエッションマーク)を付けるのをどう見るか、
なんですが、
わたしは釈然としない派ですね。
「もうお返事なさらなくて結構ですよ?」
これは実際ネットにあったものを拾ってきたものですが、
シチュエーションとしてはなにかのやり取りがあって、
もうこれ以上解り合えない、無駄だ、
あるいは結論が出たのでこれ以上続けるのは意味がない。
終わりにしましょう。
というような場合に書かれたもののように思うのですが、
全然疑問文になってないのに疑問符が付いている。
こういう使い方をよく見かけるのですが、
なんか違和感があります。
わたしの頭が固いだけのことで、
世間では普通のことなのかなあ?
いやいや、そうではないだろう、
と期待を込めて思うことにする。
だいたい、使ってる人はどういう意味を込めてクエッションマークを付けるのだろうか?
ネットも参考にしつつ、
自分なりにいろいろ考えてみた。
1:「それは○○ですよ、そんなこともわからないんですか?」
というふうに、そんなことも以下が省略されている。
この場合、少なからず相手を蔑む感情が見て取れるのはわたしだけだろうか。
2:語尾が上がる場合に疑問符をつけて疑問文であることを強調している。
これは確かに「行く?」「食べる?」のように実際の会話でも、
語尾を上げるとだれもが疑問文だと思うだろう。
でもこれは昔からやってると思うが。
「それは○○ですよ?」とはまた違うと考えたほうがいいのではないかと思う。
3:ビジュアルとして、見た目的に丸みがあるので、
強い否定や 1 で言うところの相手を見下していると取られかねない表現を、
幾分和らげる効果がある。
4:みんながやってるから、なんとなく、
別におかしいとは思わない。
悪貨が良貨を駆逐する最大の要因がここにある。
流れに身を任せそれが正義だと信じて疑わない。
多数派に属すことで安全でいられるのだから、
致し方ないのかも知れない。
拙い頭で考えてみましたが、
まあだいたい1、2、3の順で妥当性が高いのかな?と。
4は別ですよ。
4は除外してます。
数で言えば4が一番多いのかも知れません。
他にももっと理由として妥当性の高いものがあるのかも知れません。
そもそもが日本語にはなかった疑問符、
外来の言葉が日本に入ってきて、
本来の意味とは違った使い方で定着するってことはよくあること。
今更疑問符の使い方に限っていちゃもんつけてもしょうがない面はあるのだが。
違和感拭えないのも事実だし。(笑)
というわけで、
このへんで終わりにしますよ?(笑)
なんの脈絡もなく写真を一枚。
工事中のフェンスにあった大きなポスター。
工事中のフェンスにあった大きなポスター。