往年の活気ある新開地を、 取り戻してほしいものだ。
神戸新開地 喜楽館
関西には大阪、京都、神戸と三大都市がある。
この三つが、何かにつけて比較される。
メディアの中だけの話かもしれんが。
その中で神戸といえば、
バタ臭い大阪に対して、
おしゃれな街というイメージが定着している。
その神戸といえば三宮が今や中心地、
最大の繁華街。
わたしもよく行く。
先日もうなぎを食べに行った。
神戸に引っ越す前は、
大阪と神戸の中間辺りに住んでいたので、
出かけるといえば大阪か神戸だった。
梅田か三宮だったと言う方がよりピンと来る。
今や神戸の顔となっている三宮だが、
昔は違ったらしい。
昔は新開地が神戸を代表する繁華街だった。
戦前から昭和30年代半ばにおいて神戸の中心的市街地であった。古くからのオフィス街、歓楽街で(Wikiより引用)あったのだ。
そんな予備知識を持って、
新開地の商店街をぶらり歩いた。
なるほど、廃れてる感が漂う。
平日だったからなのか、
行き交う人が少なめ。
なんか年配の人が多いような。
歩いていると突然空き地が現れたりする。
商店街の規模から見ると、
昔はたいそう巨大な繁華街であったことだろう、
とは容易に想像がつくが、
それだけに、今の廃れた感が、
どうしようもなく覆いかぶさってくる。
震災も大きく影響しているのだろうか。
とはいえ、個々の店は頑張ってる。
活気のある店もある。
この商店街に限らず、
新開地全体に言えることだが。
頑張ってる感もしかり、
廃れてる感もしかり。
三宮に主役の座を奪われはしたが、
まだまだしぶとく活き続けてる街だ。
そんな新開地の商店街の中に、
寄席が出来たそうだ。
神戸新開地 喜楽館。
上方落語の定席と言えば、
大阪の天満天神繁昌亭だが、
神戸にも出来たことになる。
こちらは落語ばかりではないみたいだ。
落語以外の演芸も楽しめる。
往年の活気ある新開地を、 取り戻してほしいものだ。
往年の活気ある新開地を、 取り戻してほしいものだ。