ある土木技術者が悲惨な災害を連想させるとして、 ダムカレー、ビルカレーにご立腹だ。 災害の復興工事に携わっているといういち土木技術者が、 建設系メディア「施工の神様」というウェブサイトに投稿した記事なのですが、 「ダムカレー、ビルカレーという、こうした名称のカレーの存在を知った私は、実に不愉快で、怒りを感じざるを得なかった」、「悲惨な災害を連想させる食べ物は、悪ふざけにもほどがある」、「私にとって、ダムカレー、ビルカレーは、施工管理技士に対する侮辱であるとハッキリ言わせてもらう。やめていただきたい！」 などと記事には書いてある。 そうですか、侮蔑と捉えますか。 なんだかなぁ、てな感じですが、 この記事に対して日本ダムカレー協会なるところから、 ツイッターで反論が出ている。 詳しい内容は以下のリンク先で見て下さい。 「ダムカレーは不謹慎」批判記事が物議 日本ダムカレー協会が反論「過疎化に悩むダム水源地の方々が考えだしたもの」 BIGLOBEニュース https://news.biglobe.ne.jp/trend/0222/blnews_190222_7505971863.html ダムカレーは不謹慎だ、ふざけるな！被災地の土木屋が大激怒 「施工の神様」 https://sekokan-navi.jp/magazine/24272 わたしはそもそもが日本ダムカレー協会の存在を今はじめて知り、 いやそれ以前にダムカレー、ビルカレーなるものをこのニュース記事で初めて知ったので、 どのようなものなのかも知らないわけで、 簡単にこの「いち土木技術者」の意見をとらまえて、 賛成したり反対したりする資格はないのですけれども、 それでもリンク先の記事を一通り読んでみて、 ある程度状況なり経緯なりを把握して上で、 自分なりに感じたことを言わせてもらうのなら、 考えすぎ。 なんか独りよがり。 土木を侮蔑しながらダムカレー食うやつがいるのかな？ 誰もいないと思うが。 復興に一所懸命なのはわかるが、 みんなオレを見ろオーラ出してはいかんわな。 そもそも食べるという行為そのものが破壊。 命をつなぐためには破壊するしかない。 たわわに実った稲穂を一掴みにして、 無残にも鎌で刈り取るではないか。 牛や豚も同じこと。 人間、どうせ食べるなら楽しく食べたい。 そんな中で考え出されたんだろう。 悪ふざけでないなら許されるんじゃないだろうか。 ゴジラがビルを壊すのも、 パンダのパンを食べるのも不謹慎か？ アンパンマンは自分の顔をすげ替えてなかったか？ ちぎっていたのか。実に残酷なのだが。 コアラのマーチはダメだな。 動物虐待でオーストラリアから非難轟々だわな。 もう止めます。 これだけ書いたらなんかスッキリしてきました。 この「いち土木技術者」様の論理が通るなら、 なんでもありになりかねん危惧を抱くのはわたしだけなのだろうか。
