ぶらぶら散歩兼探索兼放浪(笑)中に撮った写真です。
昔はこんな方法で迷子を探したんですね。
わたしが子供の頃は、
駅に伝言板があった。
確かチョークで書いていたように思う。
そのことを思い出した。
神戸の湊八幡神社境内にありました。
左が新しく建てられたもので、
右が昔から残っているものです。
古いほうは上が欠けています。
欠けてると言うより折れたと言ったほうがいいかも知れません。
しかし折れたにしては不自然な位置です。
もっと根元のほうか、真ん中あたりならわからなくもないですが・・・
多分鉄製だと思いますが、
プレートで角の部分を補強してありました。
倒壊防止でしょう。
なんと書いてあるのかと言うと、
正面が「迷ひ子のしるべ」、
左側面は「たづぬる方」、
右側面は不覚にも見てこなかった。
ネットで調べたら、
「しらする方」のようです。
上の四角いくぼみに子供の特徴や名前、住所などを紙に書いて貼ったそうです。
迷子を保護した人は「しらする方」の面に同じように紙を貼る。
よく出来た仕組みだと思います。
江戸時代後半くらいに考え出されて、
明治になっても活用されていたそうです。
今でもこういうものが、
数は少ないでしょうが、
全国で保存されているそうです。
あなたの街にもあるかも知れません。
湊八幡神社。
本殿。
境内に咲いていたアジサイです。
重いけど、なんか惹かれるこの人の声。