dandelion-hill

タンポポの綿毛に息を吹きかけて 誰かに届けと書いてます

川柳作った! 老(吹)けば飛ぶ歩の夢・・・

毎日暑い日が続きます。
こんなに暑いと外に出るのが嫌になります。
外食しても冷房の温度が高めに設定されてるようで、
どこへ行ってもあまり涼しく感じない。
むしろいつまでも汗が引かなくて、
段々イライラしてきてしまいます。

 

そんなイライラ解消のために、
今日も一人カラオケ行ってきました。
エアコンガンガンかけて大声で歌うと気分爽快、
憂さ晴らしにもってこいです。
でも、帰りがまた暑い。(笑)

 

ではいつものように下手な川柳を紹介するページです。
どうぞ。

名医とは患者の芝居を見抜く医者

お題 「演技派」

八割は演技の涙のお通夜かな

お題 「演技派」

役者だとやっと気づいた結婚後

お題 「演技派」

熟考は休むに似たりと即断派

お題 「慎重派」

エンターキー押すのに一瞬躊躇する

お題 「慎重派」

読んだことない取説が捨てられない

お題 「慎重派」

分かれ道思案投げ首日が暮れる

お題 「慎重派」

我が国の舵取りさせたら検討使

お題 「慎重派」

ケータイの履歴を全部消し帰宅

お題 「慎重派」

モリーを持って酒飲むその社風

お題 「ゆるゆる」

歴代の車は車種より人で買う

お題 「人情派」

円滑に物事進むはいはいはい

お題 「効率化」

力感派別になくてもいいんじゃね

お題 「無題」

棟続き互いに肩寄せ立っている

お題 「老朽化」

政策は二の次ドブ板人情票

お題 「人情派」

心から滲む愛想に客が付き

お題 「人情派」

弁当にたっぷり詰まった親心

お題 「人情派」

追い出すぞ娘に付いた悪い虫

お題 「害虫駆除装置」

てにおはのなくて成り立つ夫婦仲

お題 「効率化」

定年後大黒柱の邪魔なこと

お題 「老朽化」 ナイス!いただきました。

半世紀看板娘にタバコ買う

お題 「人情派」

老(吹)けば飛ぶ歩の夢王手で玉を取る

お題 「老朽化」

 

ロマンスを忘れたグレーに手櫛する

お題 「老朽化」 ナイス!いただきました。

奈良漬の一切れあればまわる酔い

お題 「効率化」

サイコロよもう振り出しは懲り懲りだ

お題 「初期化」

院長が爺婆よりも歳上で

お題 「老朽化」

情報の咀嚼を忘れた家畜かな

お題 「ネット世代」

誤字脱字許すが誤用は恥と知れ

お題 「ネット世代」

誤字脱字誤用誤変換なんのその

お題 「ネット世代」

我が辞書に誤用はなしと闊歩する

お題 「ネット世代」

 

はい、今回はこんな感じです。
面白かったと感じていただければ嬉しいのですが。

 

 

歴代の車は車種より人で買う

お題 「人情派」

この句のお題は「人情派」ということですが、
「義理と人情を秤りにかけりゃ 義理が重たい男の世界」
とかいう歌の文句がありますが、
義理とはどうやら礼儀を重んじて筋を通す、
感情は捨てて社会規範を守るというような、
どっちかというと理性的で融通が利かない、
みたいな意味なように思います。

 

かたや人情というと、
情に厚いとか思いやりがあるような生き方のことを言うように思います。
多少社会規範を逸脱しても、人のためにつくすみたいな。

 

そう考えると義理と人情とは全く相反する意味のように思うのです。
だからこそ天秤ばかりにかけてみたりするのかも知れません。

 

その義理と人情ですが、
「義理人情」と一つの言葉としても存在するわけで、
この「義理人情」がわたしは勉強不足で未だにわからんのです。
相反する生き方の葛藤を表すのか、
あるいは「義理人情」でまた別の意味があるのか、
世間ではどのような意味で「義理人情」を使っているのか、
恥ずかしいのですが未だに心にストンと落ちてくるような、
納得が得られるような答えに出会えないでいます。
まぁ、そこまで調べようとしないのが出会えない最大の原因なんですけどね。(笑)


さあそれで、この句ですが、
ディーラーの営業マンへの思い入れで買い続けたなら人情派となるでしょう。
でも、人間関係のしがらみで好きでもない車種をその人から買う
ような場合もあると思うのです。上司の息子がそのディーラーで働いているとか。
そうなると人情とは言えなくなりはしまいかと、
ふと考えついただけなんですけどね。

 

深い考察もなく徒然なるままに書いてる独り言。
大して意味はありませんのであしからず。
ただ、義理チョコ配る女子社員の気持ちはなんとなくわかるかな。
という話なのでありました。

 

以前紹介した句の、
猫が踏む前まで戻れキーボード
お題「初期化」

これが入選してました。
イメージ画像も付けて再度紹介でした。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

なお、掲載の自作川柳は、
すべて川柳投稿サイトまるせんに投稿したものです。
興味があれば行ってみてください。

 

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