どこへ行っても何をやっても何を食べても新鮮味もなく、
ただただ惰性で生きていることに嫌気が差して来ている
今日このごろです。
そんな中、唯一ささやかな楽しみなのが川柳を詠むこと。
まるで世捨て人のような・・・
河原の乞食も辞世を詠む日本、
わたしだって川柳作ったっていいでしょ。
というわけで、自作川柳の紹介です。
朝帰りオレのおでこに畳柄
お題 「模様」 ナイス！いただきました。
何事もなく過ぎにけり1122
お題 「いい夫婦」
あのカエル親は資産家らしいのよ
お題 「蛙化」
グループに好きな子がいて頬張れない
お題 「マック」
忙しや朝な夕なの宗旨変え
お題 「風見鶏」
どうしても許せぬ箸の上げ下ろし
お題 「蛙化」
風を読む政治家老後は風を詠み
お題 「風見鶏」
酸い甘い噛み分けもせず歳を食う
お題 「馬鹿」
鼻の穴たまに小指が突き刺さる
お題 「洗面所」
六甲も生駒の山も俺のもの
お題 「法螺」
見る者が形を作る空の雲
お題 「妄想」 ナイス！いただきました。入選しました。
会計前「ご馳走様！」のテクニック
お題 「頂き」
見透かされ鎧で隠した優しさを
お題 「油断」
老体を笑うな小僧の分際で
お題 「膝」
おい小僧お前も歳を取ったよな
お題 「膝」
徹すれば世間の見方も変わるという
お題 「馬鹿」
アレはもういらぬというのにジョセフィーヌ
お題 「アレ」
大阪人京都神戸に嫌われる
お題 「関西」
瞑想も妄想になるなまぐさよ
お題 「妄想」
思うほど誰もお前を見ちゃいない
お題 「妄想」
根無し草風に吹かれて居候
お題 「風来坊」
職業欄風来坊とでも書くか
お題 「風来坊」
買いもせず夢だけ語る宝くじ
お題 「馬鹿」
職場では亭主関白と思われて
お題 「法螺」
折々の月を眺めて侘住い
お題 「風情」
一で十知るという妻「アレ！」に「どれ？」
お題 「アレ」
子を持って親バカの気持ちがわかる
お題 「馬鹿」
大あくびまたも外れた顎の骨
お題 「油断」
本当は馬鹿になれない馬鹿が馬鹿
お題 「馬鹿」
設計でとうとう終わったマイホーム
お題 「設計」
はい以上です。
少しでも楽しんでいただけたら幸せです。
すでに紹介した川柳でその後に入選した句がありますので、
あらためて載せます。
解説者気取りのカレと観る映画
お題 「邪魔」入選。
正直がオレの出世の邪魔をする
お題 「邪魔」入選。
壁に貼る拡大コピーした魚拓
お題 「法螺」入選。
このページが訪れてくれた人の笑顔につながりますように。
なお、掲載の自作川柳は、
すべて川柳投稿サイトまるせんに投稿したものです。
興味があれば行ってみてください。
