dandelion-hill

タンポポの綿毛に息を吹きかけて 誰かに届けと書いてます

川柳作った! 電話出りゃ1オクターブ・・・

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自作川柳の紹介をしてます。
よそ行きの声というのがありますが、
女性が電話に出ると何故か声が高くなりませんか?
大概よそ行きの声を出しますよね?
その落差に呆れたり笑ったりしますが、
その可笑しさを詠んだものをタイトルに持ってきました。

子供の頃の笑える話がありまして、
妹と兄弟喧嘩してまして、
取っ組み合いの罵声の応酬状態なわけです。
そんな最中に電話がかかってきまして、
興奮状態のままの妹が電話に出て、
「はい、もしもし!」と怒ったままの声で応対したときはぶったまげてしまいました。(笑)

なんで感情をコントロールできんのだ?
と呆れてしまうということがありましたが、
滅茶苦茶恥ずかしい思いをしたことを覚えてます。
当然よそ行きの声で電話に出るだろうと
思った自分が甘かった。(笑)

では紹介です。
今回はナイス!の一つも付きませんでした。
どうぞ。
受診して「家族の方は来てますか?」
お題 「危機感」
逆上がり50年前は出来ていた
お題 「屈辱感」
黒歴史ベンチに座った三年間
お題 「屈辱感」
千鳥足あしらい上手な店に向き
お題 「のんべえ」
粉じゃないなのにどうして歯磨き「粉」?
お題 「違和感」
ヤンチャして謝る親はもういない
お題 「罪悪感」
期限切れ旦那に一品多く出し
お題 「罪悪感」
賞味期限切れたら旦那が毒見役
お題 「罪悪感」
爺婆もなにやら浮かれ温む水
お題 「春」
電話出りゃ1オクターブ上がる妻
お題 「違和感」
カラオケでトイレタイムはオレの歌
お題 「屈辱感」
もう遅い滑った口を手で押さえ
お題 「罪悪感」
無任所をスーパーサブと祭り上げ
お題 「屈辱感」
泳いだら「溺れているかと思ったわ」
お題 「屈辱感」
走ったら「競歩ですか?」とからかわれ
お題 「屈辱感」
エレベーター出掛けにかました透かしっ屁
お題 「罪悪感」
舞えよ舞え瞬きの間の儚さよ
お題 「さくら」 一片の花びらの舞い落ちるさまは、一世一代の大舞台。
マドンナも経年劣化のクラス会
お題 「再会」
熱が出て行くも休むも罪悪感
お題 「罪悪感」
スーパーの牛乳奥からいつも取り
お題 「罪悪感」
オレ一人既読スルーがデフォルトに
お題 「罪悪感」
顎で差配我が家の妻はコンダクター
お題 「恐妻家」
皆老けて同窓会の夜も更ける
お題 「再会」
通勤の桜見たさに違う道
お題 「無題」
遅刻馴れ周囲がするまで続けたろ
お題 「免疫力」
妻の声受話器を取れば豹変す
お題 「違和感」
おんぶした子におんぶされはしゃぐ母
お題 「無題」 よくぞここまで育った。
ピザ呼べば急に内股うちの嫁
お題 「違和感」
ホテル街見かけて「あれは娘だよ」
お題 「違和感」
電話でもお辞儀をしてる外国人
お題 「違和感」
はい、以上でございます。
クスッと笑える句があったなら、
心の隅っこにでも残ったのなら、
それがわたしのやり甲斐を育てるというものです。

なお、掲載の自作川柳は、
すべて川柳投稿サイトまるせんに投稿したものです。
興味があれば行ってみてください。
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