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タンポポの綿毛に息を吹きかけて 誰かに届けと書いてます

他山の石

 

お題「くすっと笑える、ことばの覚えまちがい、言いまちがい。」

 

小学生の時、クラスでよく出来る女の子がいました。
わたしなんぞと比べるのもおこがましいくらい、
よく手を挙げ秀才肌の子でした。
先生に「報酬」の意味を問われて彼女は答えます。

 

今こうして「報酬」という字を打ってみてその漢字を見るに、
小学校で習う漢字とはどうも思えないし、
どうも中学生の時の思い出のようだ。
その子とは小中同じ学校だったので、
記憶が錯綜してしまってるようだ。

 

報酬という言葉だったことはしっかり覚えている。
で、その子答えるに、
悪事を働き得たお金を仲間で分配すること、
と答えた。

 

秀才の彼女にはあり得ない答えだった。
先生はなにか覚え違いしているんでしょうねと、
優しくフォローしていた。

 

確かに、泥棒して得たお金であろうと正当な労働の対価
として得たお金であろうと、働きに応じて受ければ報酬だろう。

 

仲間で分配という表現は
あくまでわたしの記憶であって、
実際どうであったか今となっては正確にはわからない。
でも問題はそこではなくて、
何故彼女の中でそれが悪事を働くに紐付けされてしまったか、
そこだった。

 

彼女は顔を真っ赤にして先生の説明を聞いていた。
秀才でも覚えまちがいがある、
という話でした。

 

 

はてなから出されるブログネタで使えるお題の中に、
「くすっと笑える、ことばの覚えまちがい、言いまちがい」
というのがあったので、書いてみました。
全然笑えませんけどね。

 

 

あまり人のことを言ってはいけませんね。
誰だって覚え違いはありますわな。
そんなことで人を貶めるようなことをしてはいけません。
そんなことしたらわたしなんかすぐにブーメランが飛んできます。

 

 

安部さんが、確か国会答弁だったと思いますけど、
自衛隊のことを不覚にも思わず「わが軍」と言ってしまって、
笑いながら慌てて自衛隊とすぐに言い直していたような、
そんな記憶があるんですが、
動画探したけど見つからなかった。
こういうのはいわゆる単純ミスで、
笑って許せる部類のものだと思う。

 

麻生さんもなんかやらかしたような。
思い出せん。

 

 

でまた、最近のことなんですが、
野党の女性国会議員とだけ言っておきましょうか、
というか、名前も覚えてないんです。
「手当」を「てとう」と、連発してましたが、

 

youtu.be

 

質問は自分で書いたのか、
書くときに変だとも思わなかったのか。
覚え違いしてたらそら気づかんわな。
質問前に周りに見せなかったのか、
見せたところで「てとう」と読むとはまさか誰も思うまいよ。
打合せとかで事前に気づいて指摘する人は居なかったんかい。
給料明細とか、縁のない生き方をしてきたのかな。
しかし、テレビのニュースを見たりとか、
人との会話の中で、これまでまったく気づかなかったのか。
普通人生のどこかで気が付くと思うけどなあ。
奇跡的にすり抜けてきてしまったということか。

 

もって他山の石とすべし。

 

 

次はわたし自身のこと。
「添付」を「かんぷ」と読む人がいて、
こっちは子供、相手は大人だったので、
すっかり信用してしまって、
えらい恥をかきました。
もっとも、すぐ気が付きましたけどね。
一歩間違っていたら、件の女性議員のように、
大人になっても延々「かんぷ」と言っていたかもしれないと思うと、
ゾッとします。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

 

 

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